今日はお仕事のお話です。

会社の上司に
「学生とは違うんだから、もう働いて2ヶ月にもなるんだからしっかりしろ」
と怒られてしまいました(怒鳴られたわけではありません)。
外回りの現場で危険な個所も多々あるので、気を抜いてはいけないところでした。
現場でこう言われたのは今回で2度目なのですが。
怒ってくれたことにはとても感謝してますし、やっぱり自分にも到らないところがあると言うことは実感しています。

怒られて感じたのは、上司から見れば「仕事のやる気がないように見える」とか(実際言ってましたし)、「怠けているのではないか」と思っているのではないでしょうか。
実際僕が動けないのは、致命的な体力(ちから)不足と現場に対する知識のなさがあります。

例えば今回のDxn測定で言えば、排出されるダクトの圧力(動・静)、酸素及び一酸化炭素濃度、SOx及びNOx濃度、温度、水分、Dxn吸着etc...があり、動圧1つを計測するのにも傾斜マノメーターと特殊ピトー管を使って云々…となります。
全ての計測項目にJISなどで決められた方法があり、それに乗っ取って計測を進めていかなければならないのです。
入ったばかりで僕がこれらの計測方法を完全に理解していないのは当たり前で(理解してできるようにならなければならないのですが)、測定個所は危険なところ(高温、高圧、高いところに測定個所があるetc...)が多く、また少しのミスでも値が変わってくるのです。

仕事ですから、失敗が許されないと言うプレッシャーと自分の体格的な自信の無さからただ呆然と見るだけになってしまいがちで、なかなか慣れることができません。
言い訳みたいになってしまいましたが、正直この仕事は僕に向いているのかなと考えるようになりました。お金をもらって仕事をするのですから、生半可な気持ちではダメなことくらいは僕も理解しているつもりですし、だからこそ、自分ではダメなのではないかと考えてしまうのです。

本当に遅い5月病に掛かったような気分。
進路の見直しを本気で考えようと思ってます。

社長さんはもちろん偉いですけど、現場で働く人が一番偉いなぁと思った1日でした。
そして、僕はそんな偉い人にはなれない気がします。